2013年12月20日金曜日

シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダの使命に貢献する

シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダの信者は、皆それぞれ彼の使命に貢献し、 
広めていく責任を負っています。それはセンター内で暮らしていようと、
外部で生活していようと変わりありません。私達は皆神様から、それを
最高に活かして仕える為の特別の才能を授かっています。例えばイエス・
キリストの弟子達がしたように、世捨て人の格好をして彷徨い歩き、
人々に霊感を与えたりするようなことこそ出来ませんが、私達が授かった才能を
認め、これを最大限に活用することは可能です。 その良い例として合衆国の
スワミ・ヴィシュワナンダの信者の一人に「ガチョウのお母さん」と呼ばれる
人がいます。彼女はアトマ・クリヤ・ヨーガを伝授した後、 一度も
出会ったことがないのに、スワミに対する並々ならぬ愛情を感じ、
彼の使命に貢献したいという気持が強くなります。そして自発的にスワミの
写真を使って、カードを作り、合衆国のセンターを訪れるスワミの信者達に
配ります。最近合衆国を訪れたスワミ・クルは、ロスアンジェレスに
近いラグナにあるバクティ・ダクシュネシュワリ寺院に置いてあったこの
カードに目を止めます。彼は誰が作ったのかと尋ね、後になって、それが
ワシントン州のべリングハムにいる、ヴァラヒと知り合いの「ガチョウの
お母さん」であることを知ります。そこで彼女にもっとカードを作って、
ドイツのセンターに送ることが出来るかと訊きます。彼女は感激して、
すぐに出来ると答え、スワミに奉仕することが待ち切れない思いでいます。
現在このカードはドイツのセンターにあり、クリスマスとお正月を通して
売られました。カードは全て手作りで、スワミ・ヴィシュワナンダの様々な
モティーフを 描いています。それはプロの大会社で印刷された物では
ないかもしれないけれど、スワミを慕う信者の愛情が注がれ、
その為にかえってその価値を高めています。
このささやかな例は、私達が毎日スワミの使命に尽くせる幸せが、
どんなに大きな物であるか教えています。それと同時にセンター以外の
場所に住む信者にとっても、想像以上に色々な意味で貢献出来ることを
思い出させてくれます。 寄付金を送ったり、ダルシャンを訪れたりすることは
素晴らしい事ですが、 それ以外にも神様から授かった才能を活かして、
私達に考えられる限り、一番良い方法でスワミの使命に仕えたいものです。
その勤めは大きかろうが小さかろうが、 単なるクリスマスカードであろうが、
又スワミのことを友達に伝えるだけのことであろうが、その行いが心からの
ものであれば、それはスワミとその使命に仕えることになります。そして
最終的にそれは 私達の使命にもなるのです。 「自分の所有物は他人には
少ししか与えないものである。 ところが自分自身を与えるとなると、
すっかり与えてしまうことが出来る 」カーリル・ジブラン